8年後の日本(2025年問題)

2025年というと遠い未来のように感じますが、実は8年後です。
この時、日本はどうなっているかというと高齢者の人口は3,500万人(人口比約30%)に達すると推計されています。
(平成18年厚労省委員会報告より)

3人に1人は後期高齢者(75歳以上)ということです。

健康寿命って聞いたことないですか?
2000年にWHOが公表しましたが、日常的に介護を必要とせず、自立した生活ができる期間のことです。

つまり、病気で入院したりしない期間のことです。

この健康寿命、じつは平均寿命のように延びていないんです。

2006年
健康寿命 男性:72.3歳  女性:77.7歳
平均寿命 男性:79.0歳  女性:85.8歳

2010年
健康寿命 男性:70.4歳  女性:73.6歳
平均寿命 男性:79.6歳  女性:86.4歳

平均寿命は延びていますが、健康寿命つまり病気にならない期間はむしろ下がっています。

このことからわかることは病気になる人が増えています。

これに伴い、医療費は天井知らずで増え続けています。

厚労省の発表によると医療費は、

1989年(平成元年) 20兆円
1995年(平成 7年) 27兆円
2005年(平成17年) 33兆円
2015年(平成27年) 41.5兆円

増え続け、2025年には50兆円に達すると言われています。

この医療費、全て国が負担するのかと言えば違います。

現在、私たちが病院に行くと治療費の3割を支払います。
70歳以上は1割となります。

残りは全て国が払っているのかというと、国や市町村が負担するのが4割、残りは働いている国民や企業が負担しているのです。
2025年がどういう世界になるか見えてきましたか?

給与明細の保険料が跳ね上がる可能性もありますがそれ以上に病気の人が増えることが予想されます。
目指すはPPK(ピンピンコロリ)!

健康寿命 = 寿命 を目指しませんか?
亡くなる前日まで手足が自由に動いて、好きなことをしたり、生きがいのある仕事をしていられたらどんなに幸せでしょうか。

 

何と言っても体が資本です。

一生涯健康でいるためには努力も必要です。

この努力、何もアスリートのように体を鍛え上げることではありません。

日々の生活の中で、病気になる可能性のある危険因子を一つずつ取り除き、体にちょっと負荷をかけてあげることです。
日々の生活の中の危険因子とは
・食事(食品添加物)
・ストレス
・公害
などです。
良質な食事を摂り、ストレスを溜めない、電磁波や大気汚染の場所に長く居ない、などの努力が必要になります。

また、筋力・体力を維持するために、毎日少しの負荷を体に与えることも必要です。
例えば、駅の階段を駆け上がる、会社でエレベータを使わない、駅までいつもより早歩きで行くなど、ちょっとした負荷をかけてあげることにより、筋力・体力を維持できます。
一昔前、60歳定年が通説でした。
今は違います。
2025年はもっと違います。
64歳までの人が、65以上の人の医療費を負担しないといけないのです。

60歳過ぎても働かないといけないのです。

私たちが今、やるべきことは、生きがいのある仕事を見つけ、亡くなる前日までその仕事を楽しみ、手足が自由に動いて
病気知らずの体を作ることです。
自分で自分の体を守る時代に入りました。
家族の健康もあなたにかかっています。
あなたが75歳になったとき、病気や病院と無縁
の生活を送っていたらどうですか?

楽しくないですか?
となりのおじいちゃんやおばあちゃんも病気と無縁の生活を送っていたら?
その町は活気のある町になっていませんか?
活気のある町が増えたら、その市は、県はどうなりますか?

壮大な話になってしまいますが、あなたがやることはシンプルです。
駅まで早歩きで歩き、なるべく良質な食事を摂り、ストレスを溜め込まないことです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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