貧血とは読んで字のごとく血が足りないことです。
もっと詳しく言うと、血液中の赤血球やヘモグロビンの量が少なくなり、体内に十分に酸素を送れなくなった状態です。
症状としては、
・めまい
・立ちくらみ
・頭痛
・眠気
・歯ぐきが白っぽい
・顔の血の気が引いている(青白い)
・吐き気
・食欲不振
・便秘
・下痢
・女性の場合、無月経
などです。
貧血は大きく分けて2種類です。
病気としての貧血、例えば再生不良性貧血って聞いたことないですか?
血液を作っているのは骨髄ですが、骨髄の機能に異常があり、赤血球がうまく作れなくなる病気です。
もう一つは、栄養失調による貧血です。
最近増えているのがこちらの貧血です。
専門用語で言うと鉄欠乏性貧血と言います。
鉄分不足によって引き起こされる貧血です。
ここまではご理解頂けたと思います。
さて、最近は食育・ダイエット・ファスティングなどの健康法が流行っていますが、実は体に良かれと思ってやっていることで貧血を招いているケースが増えています。
健康的な食事をしているのに、貧血が治らないと思っていませんか?
実は落とし穴がありました。
食事には気を使っているし、運動もしているけど貧血が治らない、こんな悩みありませんか?
原因は食事にあります。
以下の食事は鉄分の吸収を妨げます。
・お茶
・玄米
・加工食品
加工食品は添加物だらけなのでご理解頂けると思いますが、お茶と玄米は健康食品の代表です。
ところが、貧血の解消にはつながらないのです。
(あくまでも貧血についてのみです)
お茶に含まれるタンニンや玄米に含まれるフィチン酸は鉄分の吸収を妨げてしまうのです。
更に、健康志向のあなたは脂質の摂取を抑えるために野菜中心の生活をしていませんか?
鉄分の多い野菜として大豆やほうれん草・海藻などありますが、これらを食べても貧血は解消されません。
理由は単純です。
貧血とはヘモグロビンの減少です。
ヘモグロビンはヘム鉄とグロビンというたんぱく質でできています。
実は、野菜にはヘム鉄が含まれていないのです。
ヘム鉄を多く含む食材は、レバーや赤みの肉、それから魚介類です。
貧血に限った話をすると、肉や魚を食べて、お茶や玄米をやめないと貧血は治らないのです。
たんぱく質やビタミンCは鉄分の吸収を高めてくれますので、肉と野菜と果物を食べることによって貧血は解消できるのです。
貧血に悩んでいるあなた、これですっきりしたのではないですか?
健康のために食事に気を遣うことは大切ですが、方向性を間違うと、逆に不健康になってしまいます。
自分を責める必要はありません。
偏った情報を流しているメディアにも問題があります。
もちろんメディアは営利企業ですので、自分たちの利益につながる情報を流します。
不利益につながる情報は流しません。
意図的に操作された情報が氾濫している時代です。
これから本物を見抜く目を養えばいいのです。