体のしくみ、もう一度おさらい!

60兆個はあると言われるあなたの細胞。全ての細胞がきちんと働いていますか?

 

眠った細胞で一番わかりやすいのは筋肉痛ではないでしょうか。

 

昔は次の日に出ていた筋肉痛、いつの間にか2日後、3日後に出てきていませんか?

胃腸の働きも同じです。

胃や腸は摂取した栄養を分解・吸収して60兆個の細胞に送り届けるもととなります。

 

胃や腸の細胞が半分眠ってしまったらどうでしょう?

 

せっかく栄養のあるもの、上質な水を摂取したとしても半分は消化・吸収されずに体を素通りしてしまいます。

 

これってすごくもったいないことですよね。

 

肌のように目に見える部分や、筋肉痛のように五感で感じることができる部分は、衰えてきたことを理解しやすいのですが、目に見えなかったり、感じることのできない部分は見落としがちです。

 

しかし、日ごろの生活の中で気づくヒントはたくさん転がっています。

例えば、夜中トイレに起きるようになった、胃がもたれるようになったなど、若い頃と比べて変わった部分が現れてきたら、それがサインです。

 

血管も同じです。

血管が固くなる大きな原因は、血管内にカスが溜まることです。

血管は体中の細胞に栄養や酸素を送り、老廃物を回収する大事な臓器です。

 

細胞は栄養不足なると当然動きが鈍くなります。

 

胃や腸の細胞に栄養が行き届かなるなることにより、胃や腸が弱り、消化・吸収力が弱くなることになります。

 

血管をメンテナンスするにはどうしたらいいのでしょう。

 

血管も細胞でできています。

血管にたくさんの栄養や酸素を送るには血流をよくする必要があります。

更に、血液を送り出すポンプをメンテナンスする必要があります。

血液を送り出すポンプは2か所あります。

一つは心臓、もう一つはふくらはぎです。

ふくらはぎは第2の心臓と呼ばれています。

ふくらはぎを鍛えるには歩くことです。

私も一駅歩くようにしていますし、極力駅のエスカレータは使わないようにしています。

 

話しが脱線しましたが、目に見えない、普段感じることのできない部分を鍛えることが細胞の劣化を防ぐ一番の特効薬となります。

私たちはオギャーと生まれた瞬間から酸化(老化)が始まります。

 

酸化(老化)から逃れることはできません。

 

しかし、酸化(老化)を遅らせることはできます。

 

60兆個ある細胞の老化を遅らせることができたらどんなにすばらしいことでしょう。

 

これには一つ問題があります。

 

特効薬がないことです。

 

日ごろの心がけ、しかも根気よくずっとやらなければなりません。

 

私のように飽きっぽい性格には一番難しいことです。

 

ゴールの見えないマラソンを走ることほどつらいことはありません。

しかし、やり続けることで健康という何ものにも代えがたい最高のものを得ることができるのです。

酸化を抑えることを抗酸化と言います。

抗酸化の代表はビタミンA、ビタミンC、ビタミンEです。

つまり、これらを含む食材を摂取することが酸化(老化)を遅らせることになります。

 

さて、ここで疑問が生まれます。

 

既に酸化(老化)してしまったものは元に戻せないのかということです。

 

自然界とはすばらしいもので、実は酸化したものを戻すものがあります。

 

これを還元といいます。

 

還元の代表は水素です。

 

抗酸化と還元、この組み合わせで宿命である酸化(老化)を抑え込むのです。

 

私たちは寿命を変えることはできませんが、老けることを遅らせることはできるのです。

肉体は衰えても脳細胞は死ぬまで発達するということも研究結果でわかっています。

 

一番大事なことは、自分でリミッターを付けないことです。

 

私ができるのはここまでとか、歳だからこれ以上はできないとか、やる前からあきらめないことです。

頭でうじうじ考えるのではなく、実行して判断することです。

やる前からあきらめるのは脳の老化を加速させます。

やってみてできなかったら、やり方を変えたり別の方法を探ったり、いろいろ努力してみることです。

この努力する過程で、創意工夫が生まれ脳細胞が活性化されます。

 

意識が若くないと肉体もついてきません。

 

まずは、意識を変えることから始めてみてはいかがでしょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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